老人が詐欺の被害に合ったってテレビなんかでニュースになるけど、放送されなかった被害は膨大なんだろうな。
日曜日に親戚の法事があって、久しぶりに姉ちゃんと会ったんだが、嫁ぎ先の親が9月に詐欺に遭ったんだそうだ。
「現金1000万円を宅急便で知らない人に送る」っていう馬鹿なやつである。
国税庁だか金融庁だかから電話があって「内緒だけど、ちかぢか銀行が富裕層の資産を凍結するから、保護するためには今のうちにお金をおろしておいたほうがいい。ついては現金をここに宅急便で送れ」っていわれておくっちゃったのだ。
追加の1000万円を送る際に佐川急便から「荷物が現金みたいなんだけど、だまされてませんか?」てアテンションが入って、やっと子供たちが気がついたんだと。
もちろん警察に届け出たんだけど、振込みと違って足がつきにくくて、たぶん泣き寝入りらしい。
姉ちゃんの義親はあまり合ったことが無いけど、社会的にしっかりした人たちだと思ってただけにビックリ。
老人は馬鹿げた詐欺に簡単に遭ってしまうのだな~それを思うとオレの母親は商売人のおかみさんだな~っと思ったわけである。
「あたしは嫁だからあんまり口出ししないけど。。。あっちのお母さんは言わないけど、実はほかにもやらかしているんじゃないかって疑っているのよね」って言ってた。
オレもそう思う。同情しないけどな。