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スタンの日記です

オレが体験した怖い話

5月だっていうのに暑いのでもうエアコンをつけている。

もうすぐそこに夏ってことでオレの体験したちょっと怖い(不思議な)ハナシ。

 

実家の近くにある大きなお寺の境内に「加藤清正(清正公)」をお祭りしたお堂がある。子供のころから墓参りとか盆踊りとかで身近なお寺なんだけど、広い境内のその辺りは「子供ひとりでは行っちゃダメ」って親から言われていた。

境内の奥の方なので参詣する人もあまり居ないし、木が鬱蒼と生えていて昼でもなんとなく薄暗い。裏には精神病院があるし、変質者的な人が出るのを注意喚起していたのだろうけど、子供ながらに「この先行くにはちょっと怖いな」ってずっと思っていた。

 

もう30年以上前、まだ親と実家に住んでいたころに、休日に思い立って「この先行ったことなかったな~」って奥までいってみた。

ご本堂からちょっと高いところを上がって清正公のお堂に行くんだけど、途中の道に猫がやたらいるのである。野良猫なのに近くを通っても全然逃げないのだ。

猫は好きだから「めずらしいな集会かな・・・」くらいにしか思わないで、お堂で手を合わせて、近くのお稲荷さんにもお参りして、さあ帰ろうって振り返ったときに

バシッ!って音が立って身体のなかに電気が走って目の前が白くなった。

「あ”””””””---!!!!怖いいいいいい!!」

って思って何故か「ごめんなさい、ごめんなさい」って念じながら走って降りてきた。

その時も猫がいっばいいたけど一匹も逃げなかったのである。

 

 

姉ちゃんに「あんたそんなに結構信心深かったっけ?」って言われたことがある。

個人のこころの問題だからってなんとなくごまかして返事したけど、科学では計り知れないものはあると思う。そして生活に根ざしている墓参りとかお彼岸とかお盆とかを通して、自分がそう思う気持ちは大切にしたいって思うようになってきた

 

霊感は無いので「見えてしまう」ことは無いけど、もうひとつ不思議な体験がある。いつか書く。