今年の目標は「ひきこもりからの脱却・なるべく外に出る」にしている。
節分も過ぎたころに熱海に梅を見に行くことにしたのである。
そしてMOA美術館で国宝の尾形光琳の紅白梅図屏風を観ようと思っていた。
熱海だし新幹線は自由席でいいかって四ツ谷駅で当日チケットをかって東京駅に行ったら、なんでも小田原で架線確認のため大幅に遅れていて東海道新幹線の乗降口が激混みなのだ。

これ~指定席だったら時間変更で行列に並ばなくてはならないし、指定席が空いているとも限らないので自由席で正解だった。30分ぐらいホームで待ったけどこだま700号に乗れて窓側に座れた。
新幹線の中からの富士山。

新幹線の中で一日目に行こうとしてたMOA美術館が残雪の影響で午後からの開館になったことを知る。熱海駅周辺で時間をつぶそうかともおもったけど、二日目にいく予定にしていた来宮神社に先に行くことに変更した。ひとりだから臨機応変で。
熱海駅で不親切なJR東海の駅員にむかついて電車を乗り換えたら、伊東線に乗るつもりが東海道線に乗ってしまい函南まで行ってしまった。

あああああ
ホームで熱海への折り返し電車を30分ぐらい待った。
ここらへんで東伊豆地方が先日ふった雪であらゆる交通機関が乱れていることがわかってきた。戻った熱海駅から来宮神社まではタクシーでと思っていたけど、駅のタクシー乗り場にはタクシーは全然いないし大行列である。バス乗り場に行くと路線に雪が残っていて危険のため全便休止。
ああああああ
来宮神社には歩いていくことにした。グーグルマップを開きながら20分ぐらい歩いた。

考えることはみな同じで結構歩いている人もいた。
来宮神社でご挨拶と良縁を願う。
天然記念物の大楠の周るのもしたけど雪が残っていて滑らないようにゆっくりゆっくり。

境内のカフェでホットココアを飲みながらお昼どうしようかと思案する。
近くによさげなお店がないので取り合えず熱海梅園まで歩きだす。途中歩道にも雪が残っていてつるつる滑る。
熱海梅園は梅まつり中。熱海に泊まる人は入場料100円。
3割咲きぐらい。


梅園の中の茶店でお昼って思っていたけど雪の影響でやっていなかった。
あああああああ

近くのセブンイレブンに行くけどこれまた雪の影響で配送が無いらしく最後に一つのこっていたブリトーとお茶を買って歩きながら食べた。
来宮の駅に着くとバスが止まっていて熱海駅行きである。路線バス好きなので乗って熱海駅まで戻った。歩き疲れたへろへろだ。
宿は元勤務先の保養所「KKRホテル熱海」。
駅から歩いて10分ぐらい。また歩く。
OBでも前もって連絡すると割引の利用券を送ってくれた。

部屋は若干古いながらも広くてオーシャンビューだ。
リゾート地のホテルとか旅館に一人で泊まると狭くて日の当たらない眺望もよくない部屋になることが多いがここはよいお部屋だ。そもそもシングルの部屋がなくてツインシングルユースとかでお高くなってしまうこともある。

夕食は日本料理(いろいろ出てきたけど一部割愛)




お風呂は7階に温泉の大浴場・露天風呂があった。とても良い眺めで相模湾と初島を見ながら風呂に入って疲れをいやした。
温泉にも入ったし夜は早く寝ようと思ったけれどまったく眠れないのでミラノオリンピックを見ていた。まあじぶんちでもよく眠れないのに旅行先でぐっすり眠れるわけがない。最近のんでいなかった眠剤を持ってくればよかった。
そんなんでちょっとうつらうつらしたけど、夜中にのぼった三日月を眺め、相模湾から昇る朝日も見て、朝ごはんもしっかり食べて早めのチェックアウト。
後回しにしていたMOA美術館はなんとなくもういいやって気になっていた。
小田原に行くかって熱海駅に向かったけど、東海道線は40分ぐらい待つ。新幹線が15分後にくるのでもう帰ろう!って思って、朝のこだま自由席に乗って東京まで帰ってきた。
じつはMOA美術館を土壇場で行くのをやめたのはこれで2回目だ。
子どものころ家族旅行で熱海に来たときに行こうとしていたんだけどやめて海水浴に行った記憶がある。身体障害のある父親が杖をついてまだ歩けたころで、タクシーに乗ろうとしたとき不愉快な対応をされた覚えもある。
結局は家族旅行はそれきりになってしまった。
MOA美術館に行くのは大昔のリベンジだったんだけど、今回も雪が降ったり新幹線が遅れたりで「きっとこれはよほどご縁がないんだな」と思った。
そして「来宮神社で良縁を願ったのだからきっとよいご縁は他にある」って思いながら家についた。
新宿は空気が悪くてとたんに鼻炎が再発したけど、冬の朝の青空を見上げてはあ~っと息をはいたのであった。