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スタンの日記です

つまようじで感染対策

マンションのエレベーターの中に「つまようじ」が準備されている。

感染対策でそれを使ってくださいと1階入り口に掲示されている。

 

住人が1階からエレベーターに乗るときには、部屋の鍵を扉の脇にあるセンサー部分に「かざす」とフロアーのボタンが勝手に点くようになっている。

来客や宅急便の人はマンション入口でピンポンして住人に承認されないと、マンション自体に入れない。承認されるとエレベーターが勝手に一階に来て、行くフロアーのボタンも勝手に点くようになっている。

他のフロアーのボタンを押しても点かない。

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だがしかし、どの階からでも「下る」ときは①を押さなければならない。

なぜ? 

下るときはエレベータの中に入ったら、押さなくても勝手に①が点くようにすればいればいいのに。

そうなったら「つまようじ」いらなくない?

  

エレベーターを使わずに、外階段へ出るときにはカギはいらないが、階段上って内廊下に入るときにはカギが必要だ。

そのカギも階ごとにちがっているので、やっぱり自分が住んでいる階以外は行けない。

 

厳重なセキュリティはいいけど、

救急車のストレッチャーとか消防車からホース引っ張って階段から入ろうとするとき、いったいどうするんだろう。

 

あ...わかった。

つまようじで押すのは「閉」ボタンだ!

 オレもカギの先で「閉」ボタンめちゃ押す。