今週のお題「やったことがあるアルバイト」
銀行の福利厚生施設の中にある屋内プール(25m×6レーン)で監視員のアルバイトをしていた。
プール監視員といえばサングラスの細マッチョがブーメランパンツをはいて「そこの人!潜水しないで!」とか注意しているイメージだが、関係者しか入場できないの施設で遊泳者がほとんどいないので、ゆったりまったりボケーっと水面を眺めて一時間に一回水質検査をして記録するのが唯一の仕事だった。(プールの水を20mlぐらい採取してそこにオルトトリジン溶液をスポイトでいれて黄色くなる具合を目測する。薄いときは機械室に行って塩素投入のスイッチを入れる)
夕方5時から9時でひとりで業務に入り、遊泳者がいない時は勉強したりマンガを読んだり泳いだりしていた。
「プール監視員日誌」というものがあってシフトの希望とか業務連絡に使うノートだったが、バイトメンバーそれぞれの大学生活について自由に書き込んでいた。
音楽や映画のレビューや就職活動の愚痴、常連の遊泳者のうわさ話など今でいうところのブログみたいなものだった。交換日記ともいえるけど。
いろいろなアルバイトをしたけれど最高にヒマで楽だった。35年前で時給900円ぐらいだったかな。
バイトをやめる最終日のプールの水を抜いて掃除する日に、アクシデントでステンレス製の排水版を足に落としてケガをし救急車に乗った。骨折はしなかったが何針か縫い労災となった。左足の甲に傷跡がまだ残っている。
今は取り壊されて更地になっている。あたらしい建物は将棋会館になるらしい。
プレスリリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3003/announcement3/50663/00.pdf