これタイトルに「暮れ」が2回もでてくるのアリなの?クレクレタコラ?
なかなか暮れない夏の夕暮れ。なかなか煮えないおでんの大根。見上げたもんだよ屋根やのふんどし。
実は大根はそんな煮えにくくもない。
おでんの大根はダシをかけてラップして五分レンチンすると味がしみるってのがネットにあったけれど、皮を厚くむいて十字に隠し包丁いれて、ほかの具よりも五分さきに鍋にいれればじゅうぶんにダシがシミシミになる。むしろ大根とか蕪は煮すぎてしまうと歯ごたえがなくなっておいしくない。
お金持ちで下半身のゆるいバブル世代の男女の日常の話と北欧のエスピオナージの話が交互に場面転換していき、リアル50歳代後半のオレのアタマでは登場人物が多すぎてついていけなくなる。そして結局どちらのハナシもヤマ場もオチもなく終わる。
これが「官能と幸福」? ちょっとこうーなんちゅうか人物がうすくて歯ごたえが無いんだな。
四谷赤坂麹町チャラチャラ流れる御茶ノ水。粋な姉ちゃん立ちションベン。