小学校高学年を懐かしむことは無いなあ。
担任はすぐにビンタ飛ばしてくるオバサンで、あからさまに「えこひいき」をする嫌な人だった。ヒステリックにぶったたかれた。
本作品に登場する「磯憲」のように、成長した元教え子からも長く慕われるような先生には残念ながら生涯一人も巡り合えなかった。
作者には小学校高学年くらい子供がいるんだろうな。それくらいの年齢の主人公を現在進行形で書こうって、身近に興味深い対象がいて経験を共にしていたからなのだろう。
家族さえ築くことができずにいるオレの妬みは相当なものだ。