もうさあ〜仕事のストレスでへろへろで、最近は不眠にもなっているっていうのに、日比谷のシアタークリエまで「ＲＥＮＴ」を観にいった。
とっても良い席が取れて、ソニンさんも米倉さんもよく見えたけど、おじさん耳が悪いのかな〜言葉がほとんど聞き取れなかったよ。音に言葉を詰めすぎているカンジでテロップがほしいわ〜音響の関係かなあ･･･
本編とは関係ないけど、やっぱりオーディエンスは若い女性ばかりでＳｔａｎもぐるりと囲まれてしまった。火曜日の１９時にミュージカル観ようっていうのは自分も含めて相当恵まれている環境にある人たちだよね。
「ＲＥＮＴ」って１９８０年代後半の話だと思うけど、その時代って結構イケイケだったんだよね。自分も２０代で若くて何にも悲しいことや辛いことがなくてよかった時代。でもＨＩＶが出てきてキース・へリングとかフレディ・マーキュリーとかのアーティストがエイズで死んじゃったりした時代。まわりのお若いお嬢さんたちはたぶんその時代の空気は判らないだろうし、出演者の方々も若い方たちでなんだか自分がとっても歳くった感ありあり。
「１年経つと変わるぜ〜もしかしたら死んでるかもしれないぜ」ってことですね。
さんざ悲しいこととか厭なこととか孤独なこととかを経験しているので、残念ながら泣けなかったのです。シニカルでイヤなおじさんです。
