４月から改装工事に入ってしまう上野の東京都美術館で開催されている
「ボルゲーゼ美術館展」に行ってきました。
「土曜日だし相当混雑しているかな〜」って覚悟していたんだけど、
始まったばかりだからか結構ゆっくりじっくり鑑賞することができました。
カラヴァッジョの「洗礼者ヨハネ」を観るためだけに行ったんだけど、
他の作品も楽しめたし、お昼には初めて館内のレストランでとったし
満足です。
「放蕩息子」という主題の作品が２点あってどちらも気に入りました。
カラヴァッジョは２００１年に東京都庭園美術館で見てから
一番好きな画家です。
９年前購入した図録を引っ張り出して復習しなくちゃ。
当時はそんなアートに興味なくて、
もらったチケットで行ったのですが
圧倒されて「すげ〜」としか言えなかったですね〜
見た瞬間にスゴイ！いい！っていうカンジでした。
美術や音楽や風景に感激する、うまいもの食べて気持ちがとろける、
異性や同姓にひとめぼれする･･･
「おいしい」とか「きれい」とか「感動する」とかの気持ちは
結局「美しい」に収斂されるので、
「美」は「永遠のＹＥＳ」なんだな･･･と
ジュリアン・サンズのようなことを思いました。
