誕生日に有給休暇を密かに取って、国立西洋美術館の「ラファエロ展」に行ってきた。
「エル・グレコ展」に行った2月に前売り券を買っていて、いつ行こうか考えあぐねていたのである。47歳になったオジサンはデートでもないのにせいいっぱい「おシャンティー」な格好をして京成電車で上野まで。
『ラファエロはおとなしくてつまらないな~カラバッジオみたいにドラマティックでエロティックじゃないとなー』などど思いながら鑑賞。
ふと目を引く鑑賞者がいてそっちをチェックチェック。
当日はあったかくて上着が必要ないくらいだったのだけれど、派手なアーガイル柄のウールのガウンと黒エンジニアブーツ、めがねにウエーブした髪。
「がんばりましたねお兄さん」ラファエロっぽいおしゃれをしているんだけど、季節的にちょっと惜しい。でもそこがかえって好印象で、もっぱらそのお兄さんをさりげなく鑑賞していた。たぶんおんなじ組合員でしょうな。ひげがお似合いです。
せっかくの平日休なんだからぶらぶら買い物でもするかーって気になって、銀座線で銀座までいってネクタイを物色するが、なんだかこれって物がない。丸の内のブルックスブラザーズまで行く気にはなれす。帰宅して洗濯物とりこんでさっさと晩酌を始めた。
ゴールデンウィーク…予定はありません。明日は出勤!