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スタンの日記です

拾得物件預り書

とぼとぼ歩くいつもの駅からの帰り道
中学生の生徒手帳を拾った
「あん?身分証明書・・・中学校の学生証だ・・・」
ほっといても良かったんだけど、生徒手帳なくして困っているかと思って
うちのマンションの隣にある交番に届けた

「そこの道で拾ったんですけど」
「あ、調書を作りますのでお名前と住所と連絡先をここに書いてください」
「はあ…調書っすか・・・」
(うーわっ!なんか大げさになっちゃったな〜)
「権利が発生しますけど」
「権利って・・・いいですいいですそんなの・・・」
「じゃここに権利放棄の署名をお願いします」

その中学校は家から近いので、そっちに直に届けてあげれば良かった

それにしても「権利」って・・・
権利行使してその中学生の生徒手帳と身分証明書をもらったって
いまさら自分が中学生に戻れるわけでもないし
いまどきの中学生はなにかとシンドそうだからなりたくもない

今年になって定期券2回、身分証明証1回拾っている
いままでは地下鉄の連絡通路で拾ったから、駅員に渡すだけだったけど
今回は交番に届けて「拾得物件預り書」なるものをもらった

ちょっといいことして、いい気分ではあるけど
下ばっかり見て歩いていることの証明だよな〜