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スタンの日記です

辞めていく人たち

今月末で退職するひと(♀)が二人
両人とも独身で勤続25年以上の役職者
自己都合ではあるが、いわゆる定年前早期退職にあたる
某有名電気企業ほど「お手盛り」はないけど、加算された退職金が出る

人事の後輩に昼飯の時「えっ!なんでやめちゃのかね?」
って聞いたら「上役と合わないし、親の介護とかもあるみたいっすよ」
とのこと
6月末にも同年輩の女性が病気(パーキンソン)で退職されたなあ
その前はメンタルを病んで30歳台の人が2人辞めていった

その人たちと同じ状況、いやそれに加えて職場でのパワハラがあったから
より厳しい状況がず〜っと続いてるのに
オレはなんで辞めなかったんだろうな・・・
いちど退職に関する諸々の届出書を書いたのに

次はあいつだって思われているかもしれないけど
なぜか今は退職する気はない
仕事や人間関係に関する不満だらけだけど
「待てば海路の日和あり」という心持ち

昨日のブログで紹介した為末大さんは
「辞めてもいいじゃん。やりなおせはいいじゃん。忍耐とかいう日本的なメンタリティはやり直して巻き返す機会をつぶしている」といったようなことを著書で書いていた

それはそのとおり
執着心が可能性をつぶすこともあるんだと思う

オレの場合、なんとなく乗ってしまった船が最近はよく時化で揺れるけど、前までは結構乗り心地がよかったし、目的地は知らされていないからなんとなく不安だけど、だからといって知らないところに途中下船する勇気も無い…というところかな