Stan Diary powered by Hatena

スタンの日記です

「生きるぼくら」原田マハを読んだ

 

生きるぼくら (徳間文庫)

生きるぼくら (徳間文庫)

 

 いじめから引きこもりになった青年が、母親の失踪がもとに、蓼科で稲作をして自分を取り戻していくという話。

ひきこもりの人はいきなり都内から中央線に乗って茅野にいく体力・気力はないと思う。

マーサばあちゃんがこれほどに痴呆が進むまで、福祉行政の介入がないのはおかしい と思う。

土地の人たちとのなじみかたがあっという間で気持ち悪い。そういう知らない人とのコミュニケーションが苦手だからひきこもっていたのに。

もちろんフィクションなんだけど、一事が万事都合が良すぎて、帯にあるように何回も泣けたりしなかった。